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行けるぞ、初V! 市原弘大(いちはらこうだい)が1打差2位に

前日2日目の首位も、ついにカプールに抜かされた。「もう、今日は昨日までと違って、ショットがひどくて。拾ってばかりで、なかなかバーディチャンスにもつかない」。

度重なるピンチの連続に、イーブンパーで回るので精一杯だった。
むしろ「今日はよく、パープレーで上がってこられた」と、心底深い息を吐いた。

「知らず知らずのうちに、力が入っていたのかもしれません」。
優勝争いに、気負うあまりに「ティショットが曲がり始めて、アイアンショットも右に、左に。打ってみないと、どこに飛んでいくかも分からない状況で、イメージが出来なかった」。

“スマイリー・フェイス”は笑顔の奥で、歯を食いしばって耐えた。特に8番の3メートルのパーセーブは、アンカリングの禁止が励行された今年、マスターズで活躍したドイツのランガーに刺激され、あえて再び引っ張り出した。21歳からつい2年前まで使ってきた馴染みの長尺パターに救われた。

逆に1打のリードは許したが、同い年のリーダーと最終日も直接対決が出来る。
「カプールとは同級生で、昔から知っているので」とは、同じ33歳でもインドと日本。まったく趣の違う2人のV争い。「このショットじゃまずいので。明日までに調整します」。しっかり立て直して、初勝利を狙う。

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