Tournament article

ISPSハンダグローバルカップ 2016

宮本勝昌がアルバトロスを達成!

第2回大会は、初日からさっそく快挙が達成された。511ヤードの16番パー5で、宮本が2打目を直に入れた。残り192ヤードで握った7番アイアンと、記念のオレンジボールを持って、ぜひ記念撮影をと頼んだら、恥ずかしがって「嫌だ」と言った。「学生みたいじゃん、そんなの」と、なかなかタテに振らなかった首を、カメラマンさんたちで寄ってたかって、うんと言わせた。

あれだけ渋っていたくせに、いざたくさんのフラッシュを浴びせられれば、「会心のショットでした」と言って、やっぱりこの笑顔!

「その前3ホールくらいでチャンスを外した。なかなか良くない流れを一気に流す。アルバトロスになりました」と、微笑んだ。
「待っていたら大きいのをつり上げた気分」と、ご機嫌だった。

予選ラウンドは、兄弟子の藤田寛之と同じ組。
今年から会場が移ってきたここ石川県の朱鷺の台カントリークラブは、19年ぶりのトーナメント開催で、2人ともあのときのミズノオープン以来のラウンドに、寄る年波を感じたりした。
「あのときのコースを知っているのは、たぶん僕ら世代くらいまで。歳取りましたね」と苦笑すると同時に、今なお揃って第一線に立つことへのプライドも・・・。

「藤田さんも、調子が良いんだか悪いんだか分からないゴルフで同スコア」と、仲良く揃って5アンダーの4位タイで並び、上々の滑り出し。「今日のラッキーを生かして、3日間やりたい」。“チーム芹澤”も世界の強豪に負けじと、第2回大会を盛り上げる。

関連記事