Tournament article

フジサンケイクラシック 2016

遼越え?! 小斉平優和(こさいひらゆうわ)さんが12位タイでベストアマチュア賞を受賞

来季のプロデビューを目指す高校3年生が、2週連続で挑んだツアーで、ベストアマチュア賞に輝いた。先週の「RIZAP KBCオーガスタ」は主催者推薦を受けたがこのフジサンケイクラシックは、28日月曜日に行われた予選会「マンデートーナメント」で3位に入り、自力で本戦出場を果たした。

昨年大会に続く、2年連続の富士桜には成長のあとも自覚が出来た。
「ドライバーも飛んでいるし、まっすぐ行っている」と、3人が挑戦したアマチュアの中で、先月の日本ジュニアを制した逸材が、ただ一人予選を通過。
週末も、難しいコースで最終日も安定したプレーを続けて最終日は、「パットも入ってくれた」と14番、15番の連続バーディでアンダーパーに乗せてきた。

通算1アンダーは、12位タイ。2007年に当時、高校1年生で大会初出場を果たした石川遼の15位タイを上回る順位には、なおさら「嬉しい」と、初々しい顔もついニヤける。

「憧れ」の選手越えには、来季のプロ転向に向けても弾みがつく。出場優先順位をかけた今年のQTは、すでにファーストを突破済み。「QTで出来るだけ上位に行って、またこの大会に戻ってきて優勝したい」。表彰式でハニかむ声は小さくても、秘めた野望はとても大きい。

関連記事