男子ツアーも今年４試合目にして、これが自身の今季初戦になってしまったのは計算外だった。2010年の不慮の事故をきっかけに、痛めた膝の状態が今年も思わしくなくて、初戦となるはずだった2週前の中日クラウンズもやむなく欠場。

その翌週には、青木功が主催する「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」も、事情を話して休ませてもらった。
Ｎのいない間に、ＡＯの活躍は風の便りで聞いた。

中日クラウンズで、青木は最年長出場記録を更新。また、尾崎将司はそれには1打足りなかったが、エージシュート達成かと名古屋のファンを騒がせた。

もっとも、青木は直後に棄権。ジャンボも翌2日目に87を叩いて、予選落ちをしてしまったし、ちょっぴり尻すぼみ気味だったお祝いムードをここらでトミーが改めて･･････！？
「俺もオフの調整が十分かと言われれば、十分とは言えないけれど」。それでも現状で出来うる限り、仕上げて今季初戦に来たつもりだ。

長男マサオと回ってきたこの日水曜日の練習ラウンド。「あいつもトレーニングを積んでるらしく、今日もティショットで置いて行かれて、なんだこいつ、と」。36歳の息子にもライバル心剥きだしで、「久しぶりの試合は、孫に近い選手たちも出ている。その中で自分ももっと頑張れるという刺激をもらう」。
今週は、ただひとりの永久シード選手が若手に混じって、奮起を誓った。

• 中嶋 常幸
• 青木 功
• 尾崎 将司