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THE SINGHA CORPORATION THAILAND OPEN 2015

宮里優作が67をマーク

18番はグリーン奥のVIPテントでにぎやかな声援を送る、在留邦人のみなさんの後押しを受けて、6メートルのバーディで締めた。「いいぞ! 優作」。日本ツアーが誇る優等生プロは、ここタイでも人気は絶大だ。
「最後は、ひと転がりが入ってくれた」と、満足そうに微笑んだ。

この日は1番で、フェアウェイからのボギー発進も、すぐに嫌な流れを断ち切った。次の2番は、234ヤードの2打目を、ユーティリティで左横3メートルにつけてイーグルに勢いづいた。

67で回って、通算9アンダーは10位タイまで順位を上げた。

ワンアジアと日本ツアーの共同主管で行われている今大会も、「向こうに負けないとかではなくて。互いに刺激をし合って、レベルアップしていけるような、そういう試合にしたい」とは、いかにも今年の選手副会長らしいコメントだ。
最終日を前に、上位にワンアジアの選手がひしめく中で、首位と6打差は「ちょっと離されてしまってさすがに追いかけるのはきついけど、明日は自分のプレーをするしかない」。最後の猛チャージに期待だ。

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