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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2015

選手の目の色が変わる豪華特典が満載

ツアープレーヤーNO.1を決める今大会。優勝賞金3000万円に加えて、世界ゴルフ選手権「ブリヂストンインビテーショナル」の出場権と、そして何より勝てば5年シードのご褒美は、「やっぱり大きな魅力です」とは、片岡大育(かたおかだいすけ、=写真)。

日本ツアーの出場権がない時代に、アジアンツアーに挑戦。世界中をプレーして回る醍醐味を味わって、いずれは米や欧州ツアーへの進出を狙う26歳には、日本で5年の猶予は確かに魅力だ。

2週前に関西オープンで、悲願のツアー初優勝を達成した。その翌週は先週のミズノオープンで、全英オープンの出場権を狙ったが、「ひとつふたつのミスでダボが続いて。取り返せないまま終わってしまった」と、予選落ちをしたのは悔しかった。

同大会の上位4人に与えられる全英切符のは漏れたが、まだ聖地への道は残されている。
開幕戦の東建ホームメイトカップからスタートした全英オープン日本予選ランキングの対象試合は、今週が“最終戦”。

権利のあるランク2位は目下、オセアニア勢が独占しているが、同6位につける片岡にも十分、チャンスはある。
「今週はまず優勝争いして、1位か2位で上がれたら。そこが目標です」。今年の会場は、セントアンドリュースであることも、心を燃やす材料だ。「ルールブックの表紙になっているコースですよね。・・・行ってみたい!」。
ここ宍戸から、世界をにらむ!

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