Tournament article

トップ杯東海クラシック 2015

甥っ子がベストアマチュア賞を獲得

今大会は、28日月曜日の予選会「マンデートーナメント」のアマの部2位でツアー初出場を果たした日大1年生の今野大喜(いまのだいき)さんが、ベストアマチュア賞を獲得した。

初日こそ、75とオーバーパーの滑り出しも、2日目、3日目とジワジワとスコアを伸ばし、さすがプロゴルファーの甥っ子というプレーで、岐阜県出身のご当地アマは、地元ファンの声援を集めた。

最終日は通算1アンダーで出ただけに、「今日のプレーは悔いが残る」。まさに三好の「洗礼を浴びた」。後半から4つのボギーが立て続いて失速した。

36位タイでのタイトルは、「初めてのツアーとしては、パッと見はいい成績だけど、最後に崩れてしまったり、技術的にはまだまだ」。まだ経験の浅いアマチュアにとっては度肝を抜くツアーの難しいピン位置にも、「たとえばあのピンポジションなら、僕はこれが限界というところでも、プロのみなさんはその上を行く」。果敢に攻めていくプロの姿勢に圧倒されながら、難コースで健闘した4日間だった。

週末は、大勢のギャラリーに囲まれて、「応援してくださる方も多くて楽しかった」。火曜日の練習ラウンドを一緒に回ってくれた伯父さんの康晴は、2日目も自身は予選落ちが決まっても、遅くまで残って練習にも付き合ってくれた。
最終日の朝には電話で「スコアは気にせず、楽しんで回って来い」。伯父さんのアドバイス通りにツアーの舞台で、生き生きと戦った甥っ子の姿。
「伯父さんも、少しは褒めてくれるんじゃないかと思う」。今晩の電話報告がまた楽しみだ。

関連記事