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〜全英への道〜ミズノオープン 2014

上田諭尉(うえだゆい)は「坊主にならんで良かった」

上がりの17番と18番の連続ボギーは「余計」と、この日はイーブンパーのゴルフに、「ゴメンなさい!」と、上がってくるなり反省しきりのホストプロだが、午後スタートのこの日は夏日の熱風にさらされたグリーンは、「びっくりするくらい、めっちゃ硬くて」。

グリーンを捕らえたショットもことごとく跳ね返される難条件にも、「現状維持」と、むしろスコアを落とすこともなく、耐えて4位タイに踏みとどまれたのは、「良かった」と、ほっと胸をなで下ろした。

開幕前々日に、主催者から告げられた厳しいノルマ。推薦で出たミズノ勢が予選落ちをした場合は頭を丸めること。「坊主にならんで良かった」と、それも安堵の決勝進出に、逆に今度は「誰や、坊主にならんといかん選手は」と、今度は“犯人捜し”を始めた。

今年のミズノ勢は上田をはじめ、2日目を終えて首位タイには手嶋。3アンダーには、鈴木亨。通算2オーバーで、川岸兼良も予選通過を果たして「ベテランが頑張ってる。若手がダメですね。若手が坊主だ!」と、息巻いた。決勝ラウンドではますます気を吐き、ホスト大会を盛り上げるつもりだ。

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