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三井住友VISA太平洋マスターズ 2014

武藤俊憲は単独2位にも「手応えだけじゃダメなんで」

最後に絶好のバーディチャンスを逃して・・・
6番で1.5メートルのバーディチャンスを逃さず、一度は逆転に成功した。9番では6メートルを沈めるなど、厳しいパーパットを再三しのいで、最後まで食い下がった。14番ではピンの根元を刺すショットでバーディを奪い、首位に並んだ。
17番のパー3はグリーンの奥に打ち込んだが、ここでもまた1メートルのパーパットを拾って迎えた18番は「ボギーを打たなかったことは良かったけれど。良いパットもパーパットばかりだったので、その辺ですよね」。

最後の最後こそ、決めたかった。奥から1メートルのバーディチャンスは「下りにつけるか、のぼりにつけるかその差だった」と、急傾斜のパットを外して、プレーオフにも進めなかった。
次の最終組のオーの最後のバーディチャンスは、武藤とは逆に手前から1メートルを決められて、逃げ切られた。

序盤のトーナメントで窪みに足を取られて、足首の靱帯損傷から復帰2ヶ月目の優勝争いも「手応えだけじゃダメなんで。勝ってなんぼだし、成績だしてなんぼなんで。その辺は良い材料ではあるんですけど、今後の糧にしていきたい」と単独2位にも自分に厳しく前を向いた。

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