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マイナビABCチャンピオンシップ 2014

17歳! 片岡尚之さんが好発進

同組のプロも褒めた思い切りの良いゴルフ。宮里も「アグレッシブにピンを攻めていく。失敗を恐れずにそこに向かって打って行く。気持ちのよいゴルフ」と、褒めた。

9月のANAオープンではあの石川遼も「注目している」と言っていた。今年は北海道アマと、日本ジュニアを制した片岡さんが、ツアーは4試合目の今週も、堂々とプレー。1打差の7位タイで初日を飛び出した。

「緊張していて全部のプレーを覚えていない」と照れくさそうに、ああそういえば11番は「チップイン。左手前のラフから、15ヤードをサンドウェッジで打ちました」。
昨年から、パー4に変わった480ヤードと距離の長い6番では205ヤードの2打目を5番アイアンで、奥2メートルにつけた。プロ顔負けの好プレ−。

8時45分のスタートこそ、朝の冷え込みにセーターを着込んでいたが、午後からからっと晴天には「めちゃ熱いです」と半袖姿。出身の北海道は「一昨日には雪。最高気温は7度だったと友人が・・・。帰りたくない」。本州の子たちに比べて、冬場にラウンド出来ない片岡さんたちには非常に不利だが「冬場のハンディをプラスに変えられるように、努力をしている」。

その分、トレーニングに力を入れて、体力強化を図るなど、「春、夏、秋にたくさん活躍出来るように頑張っています」。

主催の朝日放送が推し進める今大会のジュニアプロジェクトの出場枠で、出番を得た期待のアマチュアは「このまま上位で決勝ラウンドに進出したい」。17歳が、並み居るプロに混じって健闘を誓った。

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