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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2013

松山英樹は15番で2ペナ

67をマークした初日に続いて、この日もボギーなしの2アンダーで、上がって来たはずだった。いったん18番グリーン横のスコア提出場に入った松山だったが、すぐに競技委員に伴われてマーカーの松村と、部屋を出て来た。

この日は深夜のCS放送「ゴルフネットワーク」の放送用に収録された映像が、場内にも流れていた。ギャラリープラザのオーロラビジョン。観戦していた数人の方から大会本部に指摘が入った。

15番で松山が2打目を打つ前に、ボールが動いたのではないかという内容だ。

ホールアウトしてきた松山にすぐに確認をしたところ、本人は「気づかなかった」ということだった。きゅうきょ、本人も交えてVTRで見なおしてみることになったのだ。プロ4戦目の21歳にとって、そんな形でのルール裁定は、もちろん初めての体験。一種ものものしい雰囲気の中で、認めた。
確かに、「テレビのスローで見てみたら、半転がりくらいしていた」という。

プレー中には気づかなかった。
左の林の木の根元から、6番アイアンで脱出しようと狙いを定めていた。「グリーンを見て、目標を見て、・・・ボールは見ていなかった」。しかし、映像はしっかりと捕らえていた。「ソールをして、クラブをいったん外したときに動いたという感じですね」。

そのときに、気がついて元の場所に戻していれば、1打の罰を受けるだけで済んだ。
しかし「そのままプレーを続けたために、“規則18の違反の一般の罰”になって、2ペナとなります」と、藤本茂・競技委員長の説明を、真摯に受け止めた。

「ボールをよく見ていなかったのが、良くなかった。僕の不注意です」。
再び戻ったスコア提出場で、スコアカードを書き直した。パーでしのいだ15番ホールは、一転ダブルボギーの裁定に、通算4アンダーの4位タイに後退した。
「悔しいですけど僕のミス。やってしまったことなので、しょうがない」と、気丈に話した。
首位の藤本とは、4打差と差が広がったが「明日1日頑張って、少しでも縮めて最終日を迎えたい」。失態は、自らのプレーで取り返すしかない。

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