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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2013

今週のトーナメント<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦>

今週、新たなトーナメントの歴史が開く。茨城県の美浦ゴルフ倶楽部で行われる「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」は、「〜全ての人々に感動を〜夢のある開かれた日本最大のプロゴルフトーナメントを目指して〜」との壮大な大会コンセプトのもとに、いよいよ第1回の幕が上がる。

主催の株式会社平和とPGMホールディングス株式会社は、ゴルフスポーツの健全な発展と、更なる普及を図るとともに、若手選手やアマチュアゴルファーにも出場機会を提供し、将来の日本のゴルフ界を背負う人材の発掘と育成を目指している。

その狙いの一つが、チャレンジトーナメントの開催による選手の発掘だ。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」の開催と連動して、チャレンジトーナメント3大会を開催し、より旬でより実力ある選手を本大会に吸い上げる仕組みが構築されている。

7月に佐賀県の若木ゴルフ倶楽部で開催された「HEIWA・PGM Challenge II〜Road to CHAMPIONSHIP」では、新鋭の簗瀬元気が新たなステージへの挑戦を図る。
そして先月は茨城県のスプリングフィルズゴルフクラブで開催された「HEIWA・PGM Challenge III〜Road to CHAMPIONSHIP」は3ホールのプレーオフの末に、ベテランの桑原克典が復活への足がかりを作る。

賞金総額は2億円、優勝賞金は4000万円のビッグイベントに挑む。

ホストプロには、宮里優作。誰よりも初優勝が待たれる33歳は、PGMグループのスポンサーシップ契約選手として、記念すべき初代チャンピオンの座を狙っていく。

闘いの舞台は茨城県の美浦ゴルフ倶楽部。かつては日本女子プロゴルフ選手権(1998年)や、男子ツアーは日本プロゴルフ選手権が2003年に行われて、片山晋呉が愛する地元でツアー通算13勝目を飾った。コース設計家のロバート・トレント・ジョーンズJrが筑波山を望む高低差15メートルというゆるやかな丘陵地に自然を生かして随所に配したハザードは、フェアウェイはゆったりとしていながらも、ショットの精度が求められるという戦略性の高いレイアウトに仕上げられている。

いよいよ今週、7日木曜日に熱戦の火ぶたが切って落とされる。大会に合わせて米ツアー参戦中の石川遼も緊急帰国。今季2戦目の国内戦で、新規トーナメントにいざ見参だ。

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