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こちらも韓国系アメリカ人! デービッド・オーが大会レコードを記録

4番パー5で4メートルのイーグルトライは外したが、タップインのバーディが、快進撃の始まりだった。7つめのバーディとなった12番のパー3は、7番アイアンであわやホールインワンのピンそば50センチ。

13番は3メートルを沈めて9番からの5連続バーディとした。
10個目の16番は、グリーン左からチップイン。

「もうこのあたりから、どきどきしてしまって」。
やにわにお腹もすいてきた。
怒濤のゴルフにいつもなら、ラウンドの合間にこまめに栄養補給を取るのに、それさえすっかり忘れていた。

バッグにため込んでいた食料を、一気にむさぼり食った。
「そしたら見事にフックしてしまった」。17番のティショットを曲げてボギーを打って、なぜかかえってホっとした。

「途中はすごく、ナーバスになっていたので」。
61を出せば、偶然にもこの日同組で回った地元静岡出身のトップアマ、小野田享也 (オノダタカヤ)さんが持つコースレコードを更新できるはずだった。

しかし、プレッシャーから解放されて脱力したら、最後の18番は5メートルのバーディトライも外してしまい、結局63は大会コースレコードを1打、上回るので精一杯だった。

「残念ですけど、十分です」。
快進撃の秘密はパッティングだ。
「3日目までは全然ダメで。2〜3メートルが入らない」。
3日目は夕方の練習で、やっと原因が分かった。「アドレスで、右肩が開いていた。スクエアに構えるようにしたらボールの回転が格段に良くなった」と、最終日はイーブンパーの60位タイのスタートから、一気にトップ10に食い込んだ。

ファイナルQTは、ランク31位の資格で日本ツアーは今季から、本格参戦の31歳。
いずれも予選会を突破して、2003年から2年連続で全米オープンに出場したこともあるという韓国系アメリカ人は、「日本ツアーもメジャーに負けないくらいに素晴らしいですね」と、出場2戦目にして味をしめた。
「今日のスコアをきっかけに頑張りたい」と、これを契機にがぜんやる気になった。

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