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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2012

アジア発!! 片岡大育(かたおかだいすけ)が奮闘中

アジアと日本の両ツアーの精鋭が集う今大会で“アジア枠”から参戦している日本勢が片岡だ。日本ツアーは昨年のファイナルQTで45位とふるわず今季も出番はほとんどないが、今週は昨年のアジアンツアーの賞金ランク45位の資格で堂々の参戦だ。
今季5戦目の日本ツアーで「ぜひ両ツアーのシード権を!」と、踏ん張っている。

この日は前半のインコースで13番から4連続バーディを奪って通算7アンダーは、8位タイと絶好の位置で迎える決勝ラウンドでは、ぜひアジアで培ってきた逞しさを生かしたい。

各国の食事では何度か腹をこわし、体調不良での戦いを強いられたこともあった。「ゴルフ以外でも、びっくりすることがたくさんあった」。インドでは、行き倒れた人を見た。「ガソリンスタンドの前の道で、人が死んでる!」と仰天したが、「しばらくしてゆっくりとその人の手が動いて」。そんなことが、日常茶飯事に起きる環境で、心身共に鍛えられている。

日本ツアーは次週のコカ・コーラ東海クラシックに出たあと、来月にはまたアジアで3連戦が控える。
「年々ゴルフの手応えは増していますが、技術はまだまだ足りない。あと2日。出来るだけ上位で頑張りたい」。
23歳には、どの国の戦いも貴重な経験だ。

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