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賞金レースは次週に持ち越し

賞金レースはいよいよ最終戦に持ち越され、しかも40代2人の一騎打ちに絞り込まれた。次週の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。
谷口徹と、2年連続の優勝争いで、藤田が連覇を達成したツアー最終戦。その前週にあたる今週のカシオワールドオープンは、賞金ランキングで2位につける谷口徹がまさかの棄権をして、最終戦を前に決着がつくかとも思われた。

谷口からあと3人は、賞金ランキング3位のブレンダン・ジョーンズと、4位の池田勇太と5位の金亨成(キムヒョンソン)も軒並み大会を欠場して、6位の藤本佳則がこの週、単独2位に入るか、賞金ランキングは16位までの誰か一人が優勝でもしない限り、賞金ランキング1位の藤田が今大会で7位以上なら、藤田の初の賞金王は決定していた。

でも当の藤田はその最終日に前半こそ3つのバーディで、一時はトップ3にも食い込んだがそのあとは、ぱたりとチャンスもなくなって、「後半になればなるほど、元気がなくなりました」と、16番では3パット。得意のグリーン上で精彩を欠いて、結局9位に終わった。

同時に、出場選手の中ではもっとも可能性が高かった藤本も3位に終わり、藤田を脅かす者は結局、谷口だけとなった。やっぱり、今年の賞金レースはいまもっとも強い40代2人が残った。

次週は完全に風邪を治して出て来るはずの谷口と、藤田との獲得賞金は3781万1456円差。
優勝賞金4000万円の最終戦で、谷口が藤田の3連覇を阻止して大会初優勝を飾れば、藤田の初の賞金王をも阻止する可能性も。

がぜん、最終戦が面白くなってきた。
藤田自身も「楽しみ」と、谷口との再戦を待ち望む。
「今週、決まっていたら、楽しみも減ってしまうので」と改めて最終戦で、谷口との一騎打ちも、のぞむところだ。
藤田にとっても激動の1年も、いよいよ今季最終戦。
「集大成を見せられるように。残り1戦こそ元気を出して頑張りたい」。
谷口とともに、今年最後の力を振り絞る。

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