今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が4日、東京よみうりカントリークラブで開幕した。

出場全30選手が一堂に介した開会セレモニーで、長谷川剛・報知新聞社代表取締役社長が、開会宣言した。
場内では、大会の歴代覇者と共に、先週までの全24トーナメントの勝者の映像が流され、選手たちは改めて1年の集大成に心が締まった。

9時30分にティオフした第1ラウンドは、1番ティから賞金ランキングと出場資格の下位順に、3人1組でスタートした。

中島啓太（なかじま・けいた）、金谷拓実（かなや・たくみ）、原敏之（はら・さとし）の第1組に羨望のまなざしを向けたのは、先週の「カシオワールドオープン」で第一線をひく覚悟を決めた谷口徹だ。

先週の予選敗退で、挨拶がしきれなかった選手と、JGTO会長の諸星裕（もろほし・ゆたか）への面会をかねて来場した。

全員参加の開会式をロープの外から見守り、98年の初出場から12回出場の常連選手として列を並べたかつての自身に思いを重ね、スタート前には来季PGAツアーのシード権を獲得した金谷を祝福。

「できるなら、原くんと変わってもらって、僕が一緒に回りたい」と、切望した。

同組の中島もまた、欧州・DPワールドツアーのポイントランク上位の資格で来季PGAツアーの昇格を決めており、「お金を払ってでも回らしてもらいたい組」と笑い、「でも2人と一緒に回ったら、ゴルフ自体やめたくなっちゃうかもな…」などと谷口節で2人の海外での快挙を称えていた。

スタート前の開会式には、地元の稲城市立平尾小学校と稲城市立稲城第二小学校のみなさんに、出場選手たちのすぐそばで観覧してもらいました。

今年62回を迎えた伝統の頂上決戦は、今年も地元のみなさまのご協力を得て、無事決戦の時を迎えました。

📺中継スケジュール
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• 谷口 徹