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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012

永野竜太郎が自己ベストの4位タイ

プロ5年目の24歳が、自分との戦いに打ち克った。「芥屋(けや)では4日間で13アンダーが自己最高スコアだったので。それを超えたいと思っていた」と、通算14アンダーで1打更新したばかりか、4位タイの順位もツアーでの自己ベスト記録だ。

目標達成にも紆余曲折はあった。
後半は13番からの3連続バーディで、通算15アンダーまで到達して「それで、気が抜けちゃった」と、笑う。
次の16番は、難易度1位のパー4だ。
「絶対にボギーにするホール」と、もともと本人も計算ずくで、「それまでに貯金を作っておかないと、とは思ったのですが」。
作戦成功のその直後に、本人にも予定外の大放出だ。
「バーディを取りすぎて、その分16番で出し過ぎた」と、左の崖下に落としてダブルボギーを打った。

再び通算13アンダーに逆戻りも、最後にしっかり取り返した。18番のバーディ締めに、ガッツポーズも飛び出して「昔の自分より、ちょっとは上手くなったかな?」。

大会の地元、九州の熊本県出身。祖父・孝之さんの手ほどきで、10歳からゴルフを始めた。
2002年の九州ジュニア、2005年関東ジュニア、2006年全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権、全国高等学校ゴルフ選手権・夏季大会優勝など、アマチュア時代は数々のタイトルを持つ身長181センチの大型選手だ。

これからのツアーをしょって立つ選手が、40回目の夏舞台で「自分越え」。記念大会で、自身の成長の印を刻んだ。

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