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東建ホームメイトカップ 2012

最終日は地元ジュニアが大活躍

今年も最終日には1万8333人もの大ギャラリーを集めたジャパンゴルフツアー開幕戦。その視線が一斉に集まる1番のスタートティで、地元のジュニアたちが大活躍だ。

この日は選手たちが熱戦を繰り広げるたかわらで、行われたスナッグゴルフ大会。参加した小学生たちが、いままさに戦いに出て行こうとする選手たちと、手をつないで入場行進。中でも、もっとも羨望のまなざしを集めたのは、やっぱり石川遼の組。あこがれの人の左手を独り占めにした若松大和くんは、きっと何か“持ってる”。

桑名市立長島中部小6年の若松くんが、石川と手をつなぐのは、実はこれで2年連続だ。
どの子がどの選手と組むか。公平に抽選で決まる。

昨年は、危うく集合時間ぎりぎりに会場に到着した若松くんは、まさに“残り福”で権利を獲得。
今年は「去年のゲンを担いだ」と、昨年とまったく同じ服を着て、やってきた。
いざ、くじを引く瞬間は、「無の心境だった」と、その甲斐もあって無我の境地で幸運を引き寄せた。

「今年も遼くんと手をつなぐ夢がかなってうれしかった」と、いざその瞬間は緊張でコチコチになってしまったのも昨年と変わらず、表情もこわばってしまったが、内心は喜びで胸いっぱい。
当の石川は10位に終わったが、それでも「今日は4日間で、一番良いスタートが出来た」というから、若松くんの小さな手から、精一杯のエールが伝わったのかも・・・・・・!!

ジャパンゴルフツアーは今年も選手一丸となって、子供たちに夢と希望を贈ります。

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