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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2010

暫定4位の立山光広は「明日もアタックあるのみ」

ねじりハチマキを彷彿とさせる、真っ白なヘッドバンドが、気合いの現れ。この日2日目は、1日36ホールの長丁場に41歳が気を吐いた。過酷な条件も、「とにかくアタックあるのみ!」と、攻めのゴルフを貫いた。

まずは早朝6時10分からの18ホールでボギーなしの7アンダーは、首位タイでホールアウトしたものの、続く第2ラウンドはさっそくインコースの15番でピンチを迎えた。

「疲れが、足に来ていた。スイングで、粘れなくて・・・。足が止まってた」と、左にOB。
さらに17番でもボギーを打ったが、それでかえって「カッカ来た」。
「俺のゴルフは予選落ちか、優勝争いか!」。そんな潔さが“番長流”。
たとえスコアを落としてもひるまない。守りのゴルフなんか「俺じゃない」。

汗止めのヘッドバンドは、「ハチマキに見えるように」と、やる気を演出するために選んだ。そんな“小道具”に加えて、半袖の腕もグイっとまくり上げて「もういちど気合いを入れ直した」という。

18番のバーディで盛り返すと後半は、執念の5バーディ。
気づいたら、同組の小田孔明や上田諭尉ら、弱音を吐く若手の尻を叩いて、「おじさんが先頭切って、歩いてた」。
起死回生の暫定4位は、「明日もアタックあるのみです!」と、悲願のツアー初優勝も視野に入れた。

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