初日から２日連続のサスペンデッドとなった「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」は大会３日目に無事、第３ラウンドを終えて、いよいよ残すところあと１日。

優勝争いのほかに、注目を集めているのが「長嶋茂雄賞」だ。
読売巨人終身名誉監督の名を冠したこの特別賞は、アルバトロス１回につき１０、ホールインワンが８、イーグルが６、バーディを１ポイントとして換算し、大会期間中に最も多くポイントを稼いだ選手に賞金100万円が贈られるというもの。

まして、受賞者には最終日の表彰式で、今大会の名誉会長でもある“ミスター”から直々に贈呈されるということもあり、どの選手も目の色が違う。

現在、トップにつけるのはこの３日間で１イーグル、13バーディで、19ポイント獲得の石川遼だ。
この日の第３ラウンドは６バーディで２位のエディー・リーに２ポイント差をつけて、頭一つ抜けた。
インスタートの最終９番では連続バーディ締めで、通算６アンダーは18位タイにつけて、「明日につながる良い終わり方が出来たので、明日もなるべく少ないホール数で、２桁アンダーに乗せたい」と、大会初制覇もまだまだ諦めない。

• 石川 遼