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ブリヂストンオープン 2010

増田伸洋は「パパは大事な仕事だから」と

ブリヂストンの契約プロは、大会の地元は千葉県出身ということも重なって、かなり気合いが入っている。

2週前から腰痛が出ている。「ナイスショットなら、痛くないけど、ミスショットが痛い」とあえておどけて深刻ぶらず、毎朝トレーナーに鍼をうってもらって執念のエントリー。

大会3日目の23日・土曜日は、長男の運動会がある。「どんなに連戦でも、どんなに遠くても、子供の顔を見るためいったん自宅に帰る」というほど子煩悩なだけに、後ろ髪引かれる思いだが、通算8アンダーは4位タイでの決勝ラウンドにはなおさら「パパは大事な仕事があるからゴメンね」と、謝ってうちを出る。

「明日も頑張っていい位置にいれば、最終日に応援に来てくれるかな」と嬉しそうに、だがたちまち不安顔で「もしかしたら、息子はオヤジではなくて、日曜日は野球の練習を取るかも?!」。

そう考えると余計に中途半端な順位では済まない、と気合いが入るというものだ。

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