三井住友VISA太平洋マスターズ 2017

大会ロゴ

大会記事

大会2勝を誇る石川遼がまさかの・・・

  • photo1

この日最後の18番で、やっと奪ったのが今週2個目のバーディというのが、深刻さを物語る。17番では、長いパーパットを辛くも沈めて大きな拍手が起きた。

「頑張って!」。「諦めるな!!」。

詰めかけたファンに口々に励まされて懸命に、笑顔を作った。最下位こそ逃れたが、史上最年少のツアーVを飾ったアマ時代を含めても、5週連続の予選落ちは今までになかった。

「いやあ・・・。まったく別人になっちゃいました」。
2010、12年と2度の優勝経験がある御殿場。愛してやまないコースでも、あの頃の輝きを取り戻すにはほど遠かった。

4オーバーから出たこの日は、巻き返すどころか、ボギーが先行した。10番では前日の6番に続いてまたダブルボギーを打って途中、何度も最下位をかすった。

5年目のシード落ちを喫した米ツアーからの出直しはまだ、順位やスコアや予選通過を意識しながらやるような段階にも来ていない。
「試合は凄く楽しいものだけど、試合に入り込めていない。今は試合を楽しむために、必要な時間と思って、試合に何度でも勝てるようなショットを身につけないといけない」と、自分に言い聞かす。

「練習では打てているが、その感覚が試合になると出ない。染みついたものは、かなり強い。まだまだ練習が足りない」と今週もまた、予選落ち後の居残り練習で、遅くまで自分を追い込んだ。

どん底でもがき苦しみながらも、身にしみるのは大勢のファンの温かい声援だ。
「本当にこれだけ多くの励ましの中で、プレーすることはなかった」と、しみじみと感謝した。
「応援のありがたみを感じるし、1日でもいいプレー、いいスコアで応えたい」と、思いは募る。

一番の恩返しは「優勝。それを、何度もして何倍にもして返せるゴルフを目指している。ぜひ形にして、応援してくださる方にお返しがしたい。だからこそ、いま辛くても頑張れるかな・・・」。
数々の賞賛を浴び続けた御殿場でいまは、かけられる多くの激励が何よりの原動力だ。

» 前のページに戻る

関連記事

広告