レオパレス21ミャンマーオープン 2016

大会ロゴ

大会記事

矢野東が2位タイに

  • photo1
  • 渾身のバーディ!
  • photo2
  • 負けちゃったけど今季シード復帰の矢野には嬉しい2位
  • photo3
  • ミャンマービールの方と祝杯!!
  • photo4
  • 優勝したノリスにも、ミャンマービールを勧めてアピール?! 「来年もまた必ずミャンマーに来ます」(矢野)

最終日は、首位と7打差からの優勝争いも、まったく隙がなかったわけじゃない。南アフリカのノリスは、いきなり2番から連続バーディ。今年から、パターを体の一部に固定して打ついわゆるアンカリングの禁止となってもなお、長尺パターを器用に使いこなして、3番では矢野が外したのとほぼ同じ距離のバーディチャンスもあっさり沈めて、「そりゃ(昨日)61も出るわ」と思わず苦笑いも、途中でひとつリーダーの弱点を見つけた。

この日は今週一番の南風が吹いて、プリファードライの適用も3日目まで。グリーンを外す回数が多くなると、たちまちノリスはアプローチに手こずるようになり、「バタバタしだして。たぶん、彼はイップス」と見抜けば、「もうワンチャンスあるかもしれない」。

相手は7番からの3連続ボギーで、一時は4打差まで迫れば、なおさら色めき立ったが、「やっぱり最初の7打差はデカかった」。最後はあっさりと逃げ切られた。悔しくて、せめて最初に決めたノルマは絶対に果たしてやろうと思った。逆転Vは無理でも、せめて2位狙い。

最後の18番は、手前から3メートルにつけて気合いが入った。ボール1個分のフックラインを読み切った。渾身のバーディ締めに、最後の最後もまた力の限りに、右の拳を振り下ろした。

一昨年にシード落ちを喫して、ツアー3勝の選手が昨年は、2002年以来となるチャレンジトーナメントでも戦った。2015年の賞金ランキング64位で、第2シードながら復帰元年の今季は、「一生懸命に練習をして、一生懸命にトレーニングをして、シード権ばっかり見ているようじゃ、報われない」。

昨年も、一昨年もトップ10すら入れずに、痛感した。プロはやっぱり、勝ってなんぼ。2年がかりで、やっとその舞台に戻ってこられた。ミャンマーで、その足がかりを作った。4月の国内開幕戦を前に、賞金774万4777円を手にして「相当デカい。これで今年はシードもフォールシャッフルも頭から除外していい」。
8年間も、見放されたままの勝ち星だ。「今年はもう優勝だけ目指して伸び伸びと戦える」。
乾ききった喉。飢えた心に、差し出されたミャンマービールが染みわたる。「ぅんまいっ!!」

日本の大手不動産「レオパレス21」のタイトルスポンサーを受けて、3年ぶりに復活した14回大会を、本当に最初から最後まで盛り上げた。ツアーきっての酒豪は火曜日の前夜祭で、お客さまに勧められるまま陽気に杯を空けて“宴会”を盛り上げ、水曜日のプロアマ戦では、チームスコア11アンダーで、お客さまをみごと優勝に導き、喜ばせた。

2010年の今大会では一緒に出場した先輩プロで、仲良しの平塚哲二が優勝を飾った。あれから6年ぶりのミャンマーは、目を見張るほどの経済発展をとげていて「僕ら外国人にもとても過ごしやすくなっていて」。
大会指定ホテルの「ノボテルヤンゴンマックス」は、2015年に開業したばかり。ヤンゴンの街にそびえる高級高層ホテルは食事も美味しく、スタッフはみな、笑顔で迎えてくれる。ホテルの周りは10分も歩けば大型ショッピングモールも出来ていて、日本のファーストフード店や、ラーメン店などが建ち並び、何不自由なく過ごせる。

ミャンマーで、またとっておきの思い出が出来た。3日目には、14番で人生初のアルバトロスを達成して、その晩は平塚とささやかな祝杯をあげた。大好きな仲間との酒宴を盛り上げてくれたのも、やっぱりミャンマービールだった。
「今週は平塚さんと、30リットルは呑みましたよ!」。
国内ビール最大手は昨年、実は日本のキリンビールが買収していたと知って、すかさずここでもまたスポンサーを喜ばす。
「僕、キリンのラガーが一番好きなんです!」。帰ったら、今度は日本のビールで乾杯だ。

» 前のページに戻る

関連記事

広告