記事

つるやオープン 1999

首位の尾崎直道

よほど悔しかったのか。
尾崎はホールアウト後、1メートルほどのパット練習を3箇所で逆方向から2回ずつ。
念入りにチェックしてからコースを後にした。
最終18番ミドル。
ピンまで6メートルを80センチオーバー。
返しのパーパットも入らず。
この日、初ボギーとしてしまった。「きょうはパットがゼロ。思い出したくもない」(尾崎)。
きょうは午後から風がきつくなり、選手らはコースマネジメントに頭を悩ませたが、「ボクは風の計算はうまくできていた」とショットも組みたても完璧。
だが、最終ホールで「きょう1日通して、あんまりいいストロークはできなかった」というパットの不安定さを象徴する結末となってしまった。
「明日から優勝争いなわけだから、3パットで終ったことはなんとか忘れたい。
(ゲームが)面白くなった、ぐらいに考えてゆきたいね」。
悔しさを、プラス思考に切り替えて、残り2日の決勝ラウンドに臨む。

関連記事