記事

JCBクラシック仙台 2000

小達敏昭が坐骨神経痛に。連戦による、疲労が原因だ

ツアーも中盤にさしかかり、体調不良を訴える選手が増えてきた。小達敏昭は、前日、水曜日のプロアマ日に坐骨神経痛に。「もう、痛くて立っても入られない状態で…。コース近くの鍼灸院にかけこんだ」、という。
症状は先週から出ていたが、無理をしてプレーを続けた。おかげで、今週になって痛みがピークに。「火曜日の夜が一番、つらかった。先週の無理がたたったなという感じでしたね」
初日のこの日は、前日の治療のおかげで「ショットのときにフィニッシュで踏ん張ると少し痺れるのと、歩くときに力が入らなくてちょっとだるいくらい」と、それほど大きな影響もなく済んだが、結果は思わしくない。4オーバー115位。
「こんな痛みは初めて。疲労性のものだと思うけど…しょうがないですね」と、2日目以降の巻き返しを睨んでいた。

ツアーに帯同しているフィットネスカーの成瀬克弘トレーナーによれば、「毎年、この時期に故障をかかえる選手は非常に多い」のだそうだ。
というのも、早いうちに優勝やトップ10入りをしてシード権にメドをつけた選手なら、体調を考えたスケジュールも立てられるが、それ以外の選手はどうしても焦りが出てくる。
「ちょうど疲れが出てくる時期なのに、少しでも賞金を稼ぎたい気持ちがあるから、休みたくても休めない。疲れをおして連戦を続けるから、ますます疲れがたまって悪循環に陥るわけです」(成瀬さん)。

今週は特に、アップダウンのきついコースだ。
「下り坂でどうしても、足に力をこめて下るので、負担がかかるんです。腰、足に不調を訴えて治療にやってくる選手がいつもよりもだいぶ増えますね」(同)。

成瀬さんによれば、道具、服装による故障も深刻だそうで、「クラブの変更時はもちろん、たとえば、チノパンからスラックスに替えただけで、途端に不調を訴える選手もいます。腰部分でしっかりしめる形のチノパンは、腰周辺の筋肉が支えられ、腰への負担があまりないんですが、全体にシルエットに余裕があってしまも腰の少し上ではくスラックスは、腰にけっこう大きな負担がかかるんです」という。
ツアープレーヤーは、服装ひとつにも気を配る必要があるようだ。

    関連記事