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カシオワールドオープン 2000

今年のコースセッティングについて

日下敏治JGTOエグゼクティブディレクター

 「今年のいぶすきゴルフクラブ開聞コースは、例年よりラフが深い、という声が選手から口々に聞かれます。
 確かに今年は、いつもより約50ミリくらい長い、100〜150ミリくらいのセッティングにしていますが、これは、ボールが斜面に当たって跳ね返ってきても、そう簡単にはフェアウェーに出て来れないように、ということを意識したものなのですが、この季節のわりに芝の成長が良く、非常にフェアなセッティングができたと思っています。
 またコース側のご尽力で、ラフの芝と芝の間が詰まるようなメンテナンスをしていただきました。手入れも行き届き、芝の葉1本1本がしっかりと立ったラフに仕上っていますから、ラフに入れたボールは芝にしっかりと潜りこみ、脱出はそうたやすくはないでしょう。

 グリーン上の仕上りも非常に素晴らしい状態です。今年は、『コアリング』といって、グリーン上に穴をあけ、風や水通しを良くする作業を、いつもより増やしていただきました。さらに、その穴の上から砂をしっかり入れるなど、アフターケアも万全です。
 見た目どおりの転がりをする、非常にスムーズなグリーンに仕上っています。

 今年は、83年大会のチャンピオン、ベルンハルト・ランガーや、スコット・ホーク、イアン・ウーズナムなど多彩な顔ぶれの外国人選手たち、7年ぶりの出場となる青木功、また、賞金ランク2位の佐藤信人が、どこまでランク首位の谷口徹に迫るか、などなど、話題も豊富です。
 先々週の住友VISA太平洋マスターズから始まった、インターナショナルツアー3連戦も、いよいよクライマックスを迎えます。
 息詰まるゲームの行方を、どうぞ最後までお楽しみください」

★ 日下敏治
 1953年4月23日生まれの47歳、大阪府出身。1973年に資格認定プロテスト合格。日本ゴルフツアー機構が発足した昨年1年間、チーフディレクターを務め、今年からエグゼクティブディレクターに就任した。「日本人選手が、世界に通用するプレーヤーに育ってくれるような大きなフィールドとルール作り」を第一の目標に、全国各地を奔走する毎日を送っている。

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