シニアＶＳ女子ＶＳ男子の対抗戦『３ＴＯＵＲＳ　ＣＨＡＭＰＩＯＮＳＨＩＰ　２００６　ＩＭＰＡＣＴ！』。
開催直前の共同記者会見。さかんにけん制しあう両脇の男子ツアーとシニアツアーを横目に、どこかおっとりと構えているのが女子ツアーのＬＰＧＡチームだ。

シニアと、女子と、男子と。３ツアー主催の今大会の第一のコンセプトは「ＦＯＲ　ＣＨＩＬＤ　ＣＨＡＲＩＴＹ」。

入場券の収入の全額と、選手獲得賞金から任意の額を難病に苦しむ子供たちや、家庭環境に恵まれない子供たちに寄付することになっている。

ゴルフというスポーツを通じた社会貢献。それが今回のいちばんの目的でもあるのだ。
これを踏まえて、女子ツアーを代表して口火を切った横峯さくらは言った。
「子供たちにたくさんチャリティできるように頑張ります！」。

初参戦の米女子ツアーで賞金ランク22位につけて初シード入りを果たした宮里藍が今年もメンバーに加わって、ＬＰＧＡツアーに人気が集中することは必至だ。

「ほかの２ツアーの胸を借りるつもりで、全力を尽くします」（横峯）とけなげに言う女子ツアーには何より、ファンの声援という最強の武器がある。

＜ＬＰＧＡチーム（女子）出場選手紹介＞
シン ヒョン ジュ　（２００６年賞金ランク５位）
ウェイ ユン ジェ　（同８位）
飯島茜　　　　　　　（同11位）
横峯さくら　　　　　（協会推薦選手、同３位）
宮里藍　　　　　　　（協会推薦選手、同10位）