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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2018

将棋の藤井聡太のような存在がゴルフ界にも必要

今年から新しく始まったAbemaTVツアーも今週で早くも第3戦目。初戦では横峯さくら、第2戦目では宮里美香が出場したことで注目を集めたが、ここまでの感触、さらにはこれからの展望についてAbemaTVの編成制作・スポーツ局部長を務める古川雄太さんに話を聞いた。

 「1戦目、2戦目に関して言えば、1戦目は横峯プロのおかげもあって、いい視聴数でした。目標を立てたものに対して、知名度のある選手に出ていただけると、ある程度それなりの数字がとれると言うことが肌感としてはあります。逆にそう言う選手が出ないときの大会としての魅力をもっと高めていかなければならないと感じています」。
今年は12試合があり、大会ごとに盛り上げどころを作っていき、そこで来てくれたユーザーが何割か残って積み上がっていくことで、最後の方ではある程度の数字になってもらいたいと言う願望が現時点ではある。今週の盛り上がりどころは、中井学がピンマイクを付けて、自身を解説しながらプレーするといった挑戦だが、新しいことに挑戦し続けることで何かが生まれる可能性は十分に秘めている。
「将棋の藤井聡太君ですが、彼が出てくるタイミングのちょっと前に協会の方からも話を頂いて、プロデューサーが一緒に番組を作っていきましょうと言う話になりました。その段階で彼が何連勝もし始めて、そこから業界自体が盛り上がったので、そのきっかけを作れたと言うのはAbemaTVとしても成功事例なのかなと思います」。

スターを生み出すことが業界を盛り上げる何よりの手段だと言う経験値を持っているAbemaTVは、さらなる新しい風をゴルフ界に送り続けるつもりだ。

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