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久光製薬KBCオーガスタ 2000

1組トータル187歳!!

 昨年、63歳の最高年齢でPGAの資格認定プロテストに合格した霍本(つるもと)謙一が登場。初日、2日目は杉原輝雄(63)と金井清一(60)とのラウンド。合計年齢187歳のこの“いぶし銀トリオ”に、会場の注目が集まりそうだ。

 「いつまでも若い人の中でゴルフがやりたい―」。
 その一心で、PGAシニアツアーの認定プロとして活躍していた霍本謙一が、PGAの資格認定プロテスト受験を志したのは、今から3年前のことだ。
 毎日欠かさない腹筋・背筋運動、5キロのランニングなどで心身を鍛え、平均240ヤードというその飛距離も、年齢を重ねるごとにますます伸ばしていき、とうとう3度目の挑戦となった昨年、63歳で念願の合格を果してしまった話題の人である。
 63歳でのプロテスト合格は、これまでの47歳だった最高齢合格記録を大幅に塗りかえる快挙だった。

 出身の熊本県にほどちかい今大会への推薦出場は、「今年のはじめごろからお話をいただいて、それ以来、ほんとうにすごく楽しみにしていたんです」と、霍本は顔をほころばせた。
 プロアマ戦のこの日は13時30分に、地元出身の牧坂考作と当コース所属の海山貴士とともに練習ラウンド(=写真中央)。
 「若い人の間にこんな老人がはいちゃって、申し訳ないね〜」とおどけながらも、ティショットを2人に負けず劣らず豪快に飛ばし、猛暑の中、軽快な足取りでスタートしていった。

 初日、2日目は63歳の杉原輝雄と、60歳の金井清一とのラウンドが決まっている。この組の合計年齢は、なんと187歳。今週はこの“いぶし銀トリオ”に、ファンの注目が集まりそうだ。

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