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JCBクラシック仙台 2000

「これから、もっともっと勉強しなくてはいけません」

宮里(左)はチャンピオンの佐藤と、笑顔で写真におさまった
アマチュアでただひとり予選通過していた地元・東北福祉大学2年の宮里優作は、ベストアマチュア賞を獲得
「4月のキリンオープンの29位を上回る順位を」と、勇んでスタートした最終日だったが、宮里優作はこの日、3バーディ、8ボギー、1ダブルボギーの78で、通算9オーバー。56位タイに終わり悔しがった。
しかし、難易度の高いツアーの舞台で、「今後の課題を見つけた」と充実の4日間を振り返った。「最終日は、楽しんでやろうと思っていたけど、(ボギーが)出る一方で。何やってもダメってこのことです(苦笑い)。
ティショットはまあまあ、なんですけど、セカンドショットでなんでもないところからグリーンに乗らない。ツアープレーヤーの方たちは、ミスしても曲がりを最小限に抑えてグリーンに乗るけど、僕はミスしたらとんでもない方へ行っちゃうし、アゲンストの風のときは、強い中弾道の球が必要なのに、僕の場合は、風にもろにぶつかって負けてしまうショットが多くて…。
アイアンショットがダメ。…どうしてかわからないんですけど、他のプレーヤーの方よりセカンドショットが飛ばないんです。(29位に入った4月の)キリンオープンのときもそうだったんですけど、1クラブ以上も大きな番手で打たなくてはいけない場面が多かったんです。ティショットの飛距離は、それほど違わないんですけど…なんでだろう…。そのへん、今後の課題です。
でも1週間、トーナメントを経験できて本当によかった。これほど硬いグリーンは、アマチュアの試合では、なかなか経験できるものではありませんから。硬いグリーンに対して、ラフからでも、いかにスピンがかかった球が打てるか。セカンドショットで、球が止められるか…。これからもっともっと勉強しなくてはいけないと、痛感しました。

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