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住建産業オープン広島 2000

出だし2連続バーディで一時は首位に立った小達敏昭

コースを熟知した八本松の研修生キャディを味方に、懸命に戦った小達だったが…
13番でダブルボギーをたたき、結局3位に後退。

 小達は今週、昨年1月から教わっているという内藤雄士コーチと、パットに関してひとつの取り決めをしていた。
 「パッティングで考えすぎるのを防ぐため、1でボールを見て、2でラインを確認し、3でもう1度ボールを見て、4でバックストロークをはじめ、5でヒットする。この順番を絶対に守りましょう、と約束しました」(内藤さん)。
 これが効いて、10番では10メートルのバーディパットを沈めるなどして一時は単独首位に立ったが、13番パー4で斜面からの第3打をグリーン奥に打ちこみ痛恨のダブルボギー。3位に沈み、91年、初優勝をあげた今大会以来のツアー2勝目はお預けとなってしまった。
 「今日は最後まで自分のスタイルでプレー出来たのですがちょっと力が入ってしまってグリップが強くなってしまってました。やはり、そんな簡単に勝てるもんじゃないんですね。深堀君の粘り強さ、ファイティングスピリッツは非常に勉強になりました。これからもっともっと頑張ります」。

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