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河井博大が各務原市立陵南小学校を訪問しスナッグゴルフを指導<12月17日>

河井博大のデモショットに歓声があがる
岐阜県の各務原カントリー倶楽部で、26年の歴史を重ねている、岐阜オープンクラシックにおける社会貢献活動の一環として、各務原市教育委員会を通じて、2つの小学校にスナッグゴルフ・スクールセットが導入されることになり、そのうちの市立陵南小学校に、今シーズンを戦い終えたばかりの河井博大が訪問し、4年生60名の子どもたちと一緒にゴルフを楽しんだ。

1限目と2限目を利用しての実技講習会には、4年生60名が参加し、先立って行われたスナッグゴルフ寄贈セレモニーには、各務原市の森真市長も訪れ、児童たちに激励のメッセージを送った。

河井は、開始直後から子どもたちに囲まれ、もみくちゃになりながらも、一人ひとり丁寧に指導し、上手なショットには「うまい。素質ある。」と声をかけ、子どもたちも次第に、ボールが飛ぶようになると笑顔が広がり、ポイントを競ったアプローチ合戦では、同じチームの仲間を応援し合い、思いやりのある子どもたちに、指導したプロたちも充実感を感じた。

フルショットの練習の際には、今年のパーオン率2位2006年には1位の実績を持つ河井が放ったショットが、70ヤード先の的に見事にくっつき、まわりの児童たちから大きな歓声があがった。

最後に行われた河井、和田校長、はるきくん、ゆりこちゃんによる実践コースプレーでの対戦では、ハンデ戦ながら、校長先生とはるきくんが、河井と同点でゴールする健闘を見せ、実技講習会は終始盛り上がりを見せた。

実技講習を終えた河井は、「みんなが楽しんでくれたし、僕もとても楽しかった。この中から将来、プロゴルファーが生まれてくれたら嬉しい。ゴルフも楽しんで、勉強も同じくらいがんばってください。」と激励。
校舎に戻った河井は、今度はサイン攻めにあいながらも、充実した一日を過ごした。

陵南小学校では、この日の導入をきっかけに、クラブ活動での活用を検討しており、新学期にはスナッグゴルフクラブが発足する予定。

<スナッグゴルフ寄贈の経緯>
今年4月に行われた岐阜オープンクラシックで、参加プロが持ち寄った愛用品がオークションにかけられ、そこから生まれたチャリティ寄金の使い道を検討し、地元の子どもたちがゴルフに触れる環境を作ろうとのアイデアから、教育委員会を通じて小学校へのスナッグゴルフ導入が決まり、岐阜オープンクラシックを主催する岐阜新聞・岐阜放送から、各務原市教育委員会を通じて、陵南小学校と蘇原第二小学校の2校に、スナッグゴルフ・スクールセットが寄贈された。蘇原第二小学校での実技講習は、年明けか新年度に実施される予定。

<寄贈用具>
スナッグゴルフ・スクールセット内訳(1セット23万円相当)
ランチャー(アイアン)14本、ローラー(パター)8本、ランチパッド(ティ)14枚、
ボール100個、フラッグ(ゴール)4本、解説DVD、コーチングカリキュラム、
スナッグテキスト、キャリーバッグ、基礎習得補助用具など

<指導プロ>
河井博大<ひろお>プロ (JGTOツアーメンバー・PGA会員・アップフロントエージェンシー所属)
坂井初敏プロ(PGA会員・PGA理事・岐阜カンツリー倶楽部所属)
田村和弘プロ(PGA会員・岐阜関カントリー倶楽部所属)

  • 子どもたちとゴルフを楽しんだ
  • サイン攻めにあう河井
  • 贈呈セレモニーには、森真各務原市長、岐阜新聞・岐阜放送矢島薫事業局長が参加

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