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マンシングウェアオープンKSBカップ 2000

「最初、ひとつも“パー”が出なかったから自分でもどうなっちゃうのかなと思いました」菅谷拓

デサント契約選手の菅谷拓は、この日、ショットが冴えた。
出だしの1番パー4で第2打を1メートルにつけ、これを沈めると波に乗って3番まで3連続バーディ。
4番パー4でティショットをラフに打ちこんでボギーとしたが、すぐに盛り返す。5番パー5から、再び3連続バーディを奪い、「パーがひとつも出ないから、自分でもいったいどうなっちゃうのかなって思ったくらい。前半はほんとうに気持ちよかった〜!!」(菅谷)。
しかし、アウト31でハーフターンすると、「がっつきすぎた」という後半。18番パー 5で迷ったすえに池超えの2オンにトライ、これがダフってボギーを打つなど、1バーディ、2ボギー。結局、4アンダーでホールアウトした菅谷は、「あがってきたら、ジェット(尾崎健夫)さんに会って、『18番は刻んでもバーディが取れるホールだぞ』って嫌味を言われちゃいました」と頭をかいた。
それでも、ツアー自己ベストの4位タイ。「今週は、僕の契約先の大会。推薦で出させてもらっているから、初日この位置にこれたことは素直に嬉しい。でも、この分だと、予選カットラインはかなりあがりそうですね。4アンダーでも油断できない。明日は変な意識をしないで、どんどんスコアを伸ばしていこうと思う」と、気を引き締めていた。

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