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PGMシリーズ第2戦若木チャレンジ by GMA 2006

PGMシリーズ第2戦若木チャレンジbyGMA最終日は菅谷拓がホストプロの大役を果たしての優勝。

PGMシリーズ第2戦若木チャレンジbyGMAは、快晴微風という絶好のコンディションのなか、佐賀県の若木ゴルフ倶楽部で最終日のラウンドが行なわれ、GMA所属の菅谷拓が68でまわり、トータル9アンダーでホストプロの大役を果たして優勝した。

菅谷は1999年に札幌後楽園CCで開催された、チャレンジトーナメント後楽園カップで初優勝し、当時交際をしていた奥様と結婚。そしてチャレンジトーナメント2勝目となった今回は、再来週の8月8日に待望の第一子の誕生が控えている。
菅谷は「何かのめぐりあわせ」と感慨深げ。

また、この日に最終組で一緒にラウンドした飯島博明とは、プロ転向が1995年で同期。そして飯島は2004年に約33万円差で、菅谷は2001年に約79万円差でツアーシード権を逃している苦い経験がお互いにあって、最終組でのラウンドも「二人の勝負」という意気込みで望んだ菅谷。
ホールアウト後はお互いが爽やかな笑顔で歩み寄り、健闘を称えあっての握手をした。

菅谷はシード権を目前で逃した翌年の2002年。順調に予選を通過して獲得賞金を積み重ねていた夏前に肘を痛めた。この故障により棄権と予選落ちを繰り返し、そこからの回復に多くの時間を費やしてしまった。
菅谷は「その時に応援をしてくれた多くの人たちに、この優勝を見てもらって喜んでもらえれば嬉しい」と語り、多くのお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れない。

ホールアウト後は仲間たちから、祝福のビールかけならぬジュースかけが行なわれ、優勝の喜びをみんなで分かち合った。

菅谷は今回の優勝で、チャレンジ賞金ランキングは5位に、また、来週に北海道の小樽ゴルフ倶楽部で開催されるサン・クロレラクラシックの出場権も得た。

菅谷によると、新しく生まれてくるのは男の子。
「絶対にプロゴルファーにはさせない」と菅谷は言い切る。
それは、「こんなに苦労する仕事はさせたくない」から。

この優勝を弾みに、2001年につかみかけたツアーへの出場権を実力で奪い返し、お世話になっている人たちへの恩返しと、子どもとゴルフをしたくなるような更なる活躍を、菅谷は目指す。

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  • 飯島と握手する菅谷
  • ホールアウト後にジュースかけにあう

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