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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2026

意識不明から生還した奇跡のホストプロ、竹山昂成が目指す初シード入り

今週は、7人いるホストプロのうち、転向6年目の初シードに挑むのが、27歳の竹山昂成(たけやま・こうせい)である。




契機は、2週前の選手会主催大会「フォーティネット プレーヤーズ カップ」だった。

最終日に8アンダーの「63」をマークし、通算11アンダーで上った直後はまだ8位だったのが、その後あれよと、順位を上げて自己ベストの2位タイに。

すでにコースを出た後に状況を知らせる連絡が来て、しばらくコース近くで待機はしたが、「藤本(佳則)さんが(4打差の)15アンダーまで伸ばされていましたのでさすがにないな…」。

初Vの可能性は、早めに打ち消しつつも、3日目33位タイからのジャンプアップには「びっくりでした!」と、予想外の結果をいま改めて喜ぶ。

大会主催のACNグループと、所属契約を結んだのは昨年9月だった。
仲良しの先輩、中西直人(なかにし・なおと)と、今年は大会タイアップの地元のお祭り「ACNゴルフェス」の総合MCをつとめるタレントの稲村亜美さんを交えて、同社の藤岡代表とラウンドさせていただく機会があり、そのプレー後に即、締結決定!

「代表に応援したい、と言っていただいた時は本当に嬉しかったので…。今週は、1年で一番頑張りたい試合のひとつ」と、気合が入ると共に、現在のポイントランキングは、上位65人の来季シードに対して60位。

ファイナルQT32位の資格で出場する竹山が出られる試合は、本ホスト大会と、今月末の「カシオワールドオープン」のあと2試合。

「今週で、なんとか初シードにめどを」というところで、「藤岡代表には会うたびに言われます。絶対に、こういうチャンスを逃したらダメなんだ、と」。
2日月曜日の契約選手による食事会でも、3日火曜日の前夜祭の宴席でも、そのたびに声をかけていただくのは、確かにプレッシャーではある。

だが、「藤岡代表は、それにも打ち克つのが一流のプロなんだ、と」。一流企業のトップの言葉は、スポーツの世界でも、通じるものがある。
「だから、今週は覚悟を決めて頑張りたい」と、応えたい気持ちで一杯だ。

そのための準備も十分に重ねてきたつもりだ。
トレーニングや球数を打つのはもちろん、「試合がない日でも早起きして、ジムに行って、試合中と同じルーティンをこなして…」と、日常生活からいっさいの妥協も甘えもなし。

「これでいいかも…と思ったところからもうひと踏ん張りを重ねて。今までしたことないくらいの努力して、頑張ってきました」という竹山は、2024年末に、脳梗塞と椎骨動脈乖離(ついこつどうみゃくかいり)を併発し、意識不明に陥りながら生還し、右半身麻痺から完治した奇跡の男。

「優勝目指して頑張ります!」。
確かに、一気に初Vで、恩人を喜ばせるという手もある。

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