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バンテリン東海クラシック 2026

世界を股にするホストプロ・星野と桂川がそれぞれいま置かれた境遇を語る

世界を股に掛けるホストプロ2人が、久しぶりの日本プレーに挑む。

星野陸也(ほしの・りくや)と、桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が、今年も2人揃って、契約を結ぶ興和さんの看板商品をお土産に参戦。

それぞれにいま置かれた境遇と、大会に賭ける思いを語った。

桂川は凱旋、しかも先週、上位100人のシード権がかかった欧州・DPワールドツアー「ジェネシス選手権」で、2024年の欧州共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」に次ぐ通算2勝目を飾ってすぐ地元・愛知県でのホスト試合である。



月曜日に開催地の韓国から帰国して、火曜日の三好がお祝いムードに包まれた。
「いつも応援してくださる方と一緒に喜べるのが嬉しいですね」と、微笑む。

先週までの2週間は、食事も喉が通らないほど追い込まれていたという。
「ストレスとプレッシャーで、お腹に来て。最後まで体力、持ってくれ、と願いながら、気合で…笑。」。

前週の106位から、次週からのプレーオフシリーズにも一気に飛び込むランク28位へのジャンプアップは、今年3月から再びショットとアプローチを見てもらうことになった目澤コーチと、ひょんなことから今夏、指導を受けられることになった、ポイントランク1位のニウヘニオ・チャカラのパットコーチのおかげという。
課題の技術面はもちろん、「有人(ゆうと)を応援している。有人ならできる。自信をもって」と、メンタル面でも支えられ、土壇場の快挙につながった。

この勢いで、ホスト試合を盛り上げる。
「特に今週は地元で、スポンサーさんの試合。日本ツアーが盛り上がるように、少しでも力になれたらいいな」と、静かに意気込む。

星野は、苦しい1年だった。



22年のJGTO賞金王の資格で参戦し、24年に「カタールマスターズ」で1勝を飾った欧州・DPワールドツアーに戻ってシード権の確保を目指したが、ポイントランキングは132位。

陥落が決まっての帰国。
「何やってんだよ、って。悔しいは悔しい」。でも、心は晴れやかなのはこの1年、悩み抜いた根本原因の解明ができたから。

2024年に欧州・DPワールドツアーのポイントランクトップ10の資格で転戦したものの、初シードに失敗したPGAツアーで痛感したのは、「ドローとフェードの打ち分け」。
新たな試みと重なるように陥ったショットの不振が、実はシューズにあったとようやく判明したのは、今年の7月だった。

ショットで左のミスが出るようになった原因が、実は靴底の厚さの変化によるものだったと気づくまでに時間を要した。
つま先と、かかと部分で鋲の種類を変えてみたり、靴とスイングの関係性を追求することでようやく解明に至り、「今ならシューフィッターになれるかも」と、今ようやく笑って言えるまでになった。

「まだ結果にはつながっていないけど、すごくすっきりしています」と、明るい。

来季は、米二部コーンフェリーツアーから再びPGAツアー昇格を目指すことも決め、再挑戦に燃えている。

ホストプロとして臨む自身の国内初戦の舞台は2023年大会で、2位の成績を残している難攻不落の三好。
「惜しかった大会でもあるので、ぜひ、今年は優勝を目指していきたいな、と思います」。
国内通算7勝目で自信を取り戻すには、この上ない舞台だ。

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