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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2026

今週の大岩龍一は、心なしか明るい

大混戦のリーダーボードに今週もまた、名前を連ねた。

通算9アンダーは、首位と1打差。
大岩龍一(おおいわ・りゅういち)は最近、いつも気づけばこのあたりの位置にいる。




3年前にも苦しんだドライバーのイップスが今春、再発してから取り組み始めたドローからフェードの球筋変更はまだ道半ばだ。

不眠症に陥るなど悩みのるつぼにおり、7月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では3日目3位⇒40位、8月の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」では初日6位⇒結果64位と転落がちだったが、9月の「ANAオープン」では2日目4位⇒結果3位、先週の「日本オープン」では初日首位⇒結果6位と、トップ10で堪えるなど光明は差している。

「まだ意識できる状態ではないけれど。フェアウェイキープやパットもよくなってきて。出来ない、できない、と騒いでいるわりには、ちゃんとスコアに出ている。ちょっとずつでも良くなっている。今週は充実している」。

着実に手ごたえは高まっている。

大会の地元、千葉県出身。
開催コースの成田ヒルズカントリークラブも、ジュニア期から回り慣れたコースである。

「ちっちゃいときは、このコース池ばっかりで、つまんないな…」。
ボールもたくさん無くして、悔しいばかりだったが「大きくなると攻める難しさや守る技術もわかってきて、回っていて楽しい」。

コース攻略の鍵は、と問われて真っ先に浮かぶのもやっぱり池の攻略だ。
「当たり前なんですけど池に入れないこと。このコースの池はほんと、ダボにもなるので。池に入れないようにしないといけないし、ピンにも寄せたいし、逃げればアプローチも難しくなるし、頑張るしかない」。

この3日間だと、2日目の9番で、1回入れたが10メートルをしのぐガッツパーを拾った。

眠れないほど重ねた努力が報われる日も近い

「夜に1、2杯、軽くお酒を飲むとよく眠れると分かった」。
不眠症も“大人な解消法”で、克服できつつある。
「眠りには入りにくいけど眠れば朝まで起きないので」。
夏場は「プロゴルファーに向いていない」とこぼすほどに思いつめ、表情も見るからに苦しそうだったが、今週は心なしか明るい。

「明日もし優勝できても、優勝を狙えるゴルフじゃない、と言うことになるかもしれないのでそうはならないように。優勝のチャンスがあるのは年に良くても5、6試合。明日は大事な1日になると理解した上で、やるべきことに集中し、ちょっとでもいいゴルフで優勝を目指します」。

苦悩の28歳から久しぶりに前向きな言葉を聞いた。


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