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日本オープンゴルフ選手権競技 2026

「無くなったら僕のせい」昨年覇者・片岡尚之は今年も大会特典のメジャー切符に心底安堵

昨年覇者の片岡尚之(かたおか・なおゆき)は、今年も正式な発表がされるまでビクビクしていた。

昨年大会から優勝者にマスターズと全英オープンの出場権が付与されるが、「今年それが無くなったらほんと、僕のせいだ、と」。


7月の全英オープンは予選を通過し、59位の成績を残したが、4月のマスターズは初日に12オーバーの「84」を叩いて惨敗。反省の2日目はなんとか3オーバーの「75」で回ったものの、カットラインには程遠く、マスターズ委員会の心象を悪くしたのではないか…とずっと不安だった。

それだけに「今年も(出場資格が)あってよかったです」と、まずは心底安堵。




「成績はダメでしたが、夢の舞台に出させていただいて、貴重な経験をさせていただいた。思い出に残る試合になりました」と、改めて礼を述べ、「もう1回出たいな、と言う気持ちはもちろんあります。でも、狙って勝てるような試合ではないので、今年も1打1打に集中して頑張りたい」と、連覇への思いを真摯に語った。

今年の会場となる、滋賀県のタラオカントリークラブ(大会では西コースを使用)の特徴は、なんといっても、実に11ホールで絡む池。
「精神的に削られます」。
加えて、グリーンはスピードがあり、傾斜も強い。「より難しさを感じさせられる」と、警戒は高まる。

パー70に対して、総距離は7411ヤード。
500ヤードを超えるパー4が、8番(530ヤード)と10番(524ヤード)と18番(504ヤード)とで3つあり、風が出ると難易度もおのずと増す。

ただ一方で、例年の本大会との比較にはなるが、ラフは100ミリ前後と割と浅めで、フェアウェイ幅も適度に持たせてある印象。
「ピン位置にもよりますが、優勝するなら2桁アンダーが必要かなという印象です」と、練習ラウンドで予測を立てた。

前日火曜日には、ウィナーズジャケットを着て歴代覇者が一堂に集う恒例のチャンピオンズディナーに出席した。



「その年の出場者の歴代優勝者が参加されていると勝手に僕、思っていたんですけど…」。
中嶋常幸(1985年、86年、90年、91年)や、奥田靖己(1993年)、深堀圭一郎(2003年)、田中秀道(1998年)ら錚々たるレジェンドも居並ぶ中、昨年覇者として乾杯の音頭を取った。

「大先輩の前でお話するのは非常に緊張しました」と、恐縮しながらしっかりと大役を果たした。
「こういった貴重な経験をさせていただけるのも、昨年の優勝があってこそと感じています」と、自然と背筋が伸びる。

今季は、JGTO主催の「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」での2位があるが、「いま、ほんとに全部が良くない。特に、生命線だったパットでスコアをまとめられなくなっちゃったのが痛い」と、シビアな現状を明かす。

そこに来て、9月の韓国開催「Shinhan Donghae Open」で体調を崩して、翌週の地元北海道開催「ANAオープン」も、土曜日に39度の熱を出して最終日のスタート前に無念の棄権。

翌週の「リシャール・ミル チャリティトーナメント」では欠場を余儀なくされるなど、体調も万全とは言えない状態だが、「めげずに頑張りたいと思います」。
史上6人目(8例目)の連覇と2年連続のメジャー切符をかけて、今年もコースと格闘する。

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