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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2026

年間ランク1位の木村太一が単独首位 「好調になる兆し」の“65”

年間レースのトップを走る木村太一が8バーディ、1ボギーの「65」で回り、単独首位で滑り出した。

 

インの10番からスタートした木村は、4つあるパー5すべてでバーディを奪うなどスコアを伸ばし続けた。「ラフからだと狙えないので」と前日までの雨の影響も考慮して、フェアウェイキープ優先のマネジメントでチャンスを作り、2メートルほどの渋いパットを決めるなどショットとパットがかみ合う一日になった。


 

今季は5月の「太平洋クラブチャレンジ」で3年ぶり2勝目を挙げ、「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジ」でも2位タイに入るなど着実にポイントを加算している。

 

「必死に練習しているので」。ここまでの成績は、昨年の3次QT敗退という結果を受けて気持ちを切り替えた成果が出ている。

 

ツアー通算3勝で日大の先輩でもある岩﨑亜久竜らと一緒に練習する機会が増えた。「明らかに練習量の違いを感じました」。自分よりも結果を残しているにも関わらず、自分以上に練習している姿を見た。

 

「成績が出る選手はみんな間違いなく練習量が多いんです。下手な僕が、その人たちより練習しなかったら一生追いつけないと思って、張り切って、やっています」。スイングを固める基礎やアプローチ練習の時間を増やした。昨年まではオフでも2~3時間だった練習時間が6~7時間と倍以上になった。トレーニング量も増やして、ひと回り大きくなったことも安定感につながっている。

 

8月に行われたレギュラーツアー「~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」の予選会で11バーディを奪う「62」をマークして本戦の出場権を得ると、4日間戦い抜いて20位タイに食い込んだ。

 

しかし、その大会を終えたあたりから「その時はぎりぎりよかったんですけど、足が使えずに、小手先でスイングしているような嫌な感覚」でショットの制御に苦しんだ。


「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」では32位タイ、前戦の「ケーダッシュセカンドチャレンジカップ in 茨城」は31位タイに終わるなど、ここ2試合も思うように結果を残せず、今大会を迎えていた。

 

嫌な感覚も内藤雄士コーチのアドバイスや豊富な練習量で修正すると、ショットが蘇りこの日の会心のラウンドにつながった。「自分の感覚とショットが一致して打てていました。好調になる兆し、よくなる感じが見えるうれしい1日でした」とほほを緩める。

 

今週初めには今週のレギュラーツアー「ドラッグストア・コスモスカップ」の主催者推薦での出場の話もあったが、「出たい思いもありましたが、ACNツアーで1位を目指したい」と断腸の思いで、この日を迎えた。

 

今大会を含めて残り4試合。一時の不振から脱出できそうな「65」をマーク。「もう1勝することがまずは目標です」。年間2勝目、そして年間王者の道に向けて手綱は緩めない。

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