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BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2026

リモート会見で蟬川泰果が意気込み「出るからには勝ちたい」宍戸の熱意と結束力に挑戦


今年も頂点を目指して

JGTO主催の日本タイトル戦は4日、開幕するが、前日3日に予定していたプロアマ戦は、台風6号の影響で、あいにく中止に。

安全確保のため、コースも完全閉鎖にしたため、開催前日の公式会見も、各登壇者がそれぞれの現在地でリモート参加。
昨年覇者の蟬川は、宿の部屋から出席し、「挑戦できるのは、今年は僕だけ。出るからには勝ちたい」と、大会史上初の連覇へ、意気込みをみせた。

コース入りしてすぐ、クラブハウスに飾られた歴代覇者の写真や、自身の名前が刻まれたチャンピオンズロッカーに感激した。
最終ホールのバーディで、堀川とのプレーオフ進出を決めた瞬間に、V特典の5年シードが頭に浮かんだことを思い出して「もう一度勝ちたい」。

偉業への執念をみせつつ、直近のジレンマも。
全英オープンの出場権がかかった先週の「ミズノオープン」で、今季2度目の予選敗退しており、「先週もかなり気持ちが入った試合でしたが、自分の調子とプレーがかみ合っていない。試合で発揮できるように考えたい」。

この日の外出は、朝のジムにとどめて午後からじっくりと攻略を練るそうだ。

会見に出席したJGTOの小山俊一・競技管理部ディレクターによると、今年新たに宍戸に仕掛けた罠は4つ。
①セミラフの消滅
②3番グリーンの右に傾斜を追加
③8番パー4の距離延長(+34ヤード)
④18番グリーンサイドのVIPテントの移動

①によりフェアウェイは広くなったが、その分、曲げれば即、100ミリを超えるラフにつかまり、グリーンは硬く速く、ミスショットへのペナルティも高くなる。

②は右のクリークにつかまる危険が増え、③は攻めても刻んでも左の木がネックとなり、④の変更は「以前なら、奥に行ってもドロップゾーンがあったが、今年は甘えが許されない。100点のロブショットを打たないと奥からは寄せられない」と、蟬川も悲鳴をこぼした。

JGTOディレクターの小山によると、「宍戸は毎年、何かしらの改良を加えていて、今年もまたもう少し難易度を上げたいという、コースさんからの要望があった」と、明かす。

昨年同様に、パー4(486ヤード)と、パー5(519ヤード)のティを使い分ける2番は今年も予選2ラウンドで、パー4を使用。総距離7431ヤードに対してパー70の設定で行う。

今年も相当ハードな展開が予想される。
「1~6番のチャンスホールで獲って、あとはしっかりパーで切り抜ける、というのはどの選手も考えること。宍戸はまずは耐えるのが一番の攻略法」と、蟬川。会見で、改めて胸に刻んだ。

コース設定だけでなく、期間中のタイアップイベントも年々、進化しており、夜には1000発余の花火が宍戸の夜空を彩る6日土曜日のかさまスポーツ&フードフェスも必見だ。

森ビルゴルフリゾート株式会社の林祐樹・常務取締役によると、今年は地元の各スポーツ団体による体験型レジャーに加えて、慶応大学 体育研究所の方々を招聘。

早く走るための教室を開校するなど、「楽しく遊んで、食べて、学べる場として今年もさまざまなギャラリーサービスをご用意してお待ちしております。ぜひ足を運んでいただければ」(林さん)。

特に、風雨が増した時間帯に行われた会見後は天候の回復を待ち、すぐにコース一丸で、復旧作業に取り組まれる。

4日の大会初日には、予定どおり早朝6時のワンウェイスタートが実現する見込みで、改めて、宍戸のみなさんの熱意と結束力に、頭が下がる4日間にもなりそうだ。

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