PGAツアーで戦う金谷拓実（かなや・たくみ）が、今季2戦目の国内戦で、アマプロ通算8勝目を達成した。

2打差の2位を追った最終日は、2打目が木に乗ってしまった2番と、8番でもダブルボギーを打ちながら、3番からの4連続バーディと、9番パー5のバーディで、脅威の蘇りを果たした。
大槻、ヨンハン、石川と4人でもつれて入った後半も底なしの粘りを見せた。

15番ではのぼり傾斜の奥のラフから2メートルを残したパーパットを拾った。
16番パー3のティショットは風に流されバーディトライは遠くなり、2メートル弱残したパーパットは風を気にしながら辛くもしのいだ。

終盤の17番パー5で、2オン2パット。バーディで石川に追いつくと、18番も2打目がグリーン奥に行ったが、危なげないパーセーブでプレーオフに突入。
2ホール目のパーセーブで決着した。

昨季の最終予選会を突破し、主戦場のPGAツアーで来季出場権の獲得に奔走する中、今季2戦目の国内戦でのアマプロ通算8勝目で、昨季賞金王の強さを見せつけた。

• 金谷 拓実