これなくして語れない。芥屋の初フェス、大一番。

3ラウンドプレー後に、土曜日恒例のアプローチコンテストが行われ、寄せ自慢のプロ6人が熱戦。
実測65ヤードに向かって1人につき“2球入魂”に“命”を燃やした。

司会とオープニングの始球式は今年もゴルゴ松本さん。
いつも、楽しいMCありがとうございます。

ゴルゴさんの合図でトップバッターの阿久津未来也（あくつ・みきや）がいきなり2メートル53センチの健闘を見せ、続くは“初挑戦”の古川龍之介（ふるかわ・りゅうのすけ）。
地元福島県からここ福岡県に越してきて3年目の24歳は、第二の地元で期待を裏切らない絶妙の寄せを見せたが、2メートル60センチで、惜しくも阿久津に敗退。残念！

ただ、3人目にすぐ記録更新が出た。

清水大成（しみず・たいせい）は、福岡県の春日市出身。

5月の日本プロで今季初Vを飾ったご当地プロが、2メートル8センチで、阿久津を凌駕すると、4番手の出水田大二郎（いずみだだいじろう）は、8メートル37センチと遠く及ばず、清水の日大後輩の杉浦悠太（すぎうら・ゆうた）も3メートル67センチで届かず、22年覇者の河本力（かわもと・りき）はトホホの10メートル74センチ。

河本は2球ともピン手前の傾斜を登り切ることもできず「うわー…」と天を仰いで絶望していた。

JA佐賀提供のV賞品「佐賀牛ステーキ3キロ」は、清水の手に降りた。
お母さんが作ってくれるステーキソースのお味は絶品とか。
「…ソースね」。
おやじギャグも決まったところで、2位の阿久津にも朗報が。

なんと、今年は2番目に近くに寄せた選手にも賞品がもらえることになったそうで、「佐賀牛ステーキ1キロ」をゲットし、「美味しくいただきます！」と大喜びで、次ステージへ。

アプローチコンテストに続いて行われたHKT48のミニライブこそ、「今年もこのために芥屋に来ました」と言い切るほど、実は阿久津の大本番。

昨年は「恋するフォーチュンクッキー」のダンスを完コピした。
今年は「フライングゲット」のサビ部分をみごと踊り切りご満悦。

ライブ後の記念撮影で、メンバーのみなさんから「毎年、恒例ですね」と声をかけられていた。

＜芥屋の夏フェス⛳アプローチコンテスト結果＞
優勝　清水大成　　　2m08㎝
２位　阿久津未来也　2m53㎝
３位　古川龍之介　　2m60㎝
４位　杉浦悠太　　　3m67㎝
５位　出水田大二郎　8m37㎝
６位　河本力　　　　10m74㎝

• 清水 大成
• 阿久津 未来也