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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2025

古川龍之介「優勝したい」チャンピオンベルトにみなぎる自信

古川龍之介(ふるかわ・りゅうのすけ)は、開幕前日から、さっそく主催者の熱を感じた。

今季レギュラーツアーで3位が2回。
現在賞金ランクで22位につけるブレイクの契機にもなったのが、やはりここ芥屋ゴルフ倶楽部で行われたチャレンジトーナメント・ACNツアーの「LANDIC CHALLENGE12」だった。

開幕前日のこの日、会場で受け取った“チャンピオンベルト”はそのV副賞で、バックル部分に古川の名前が刻印されたものがきょう完成。
プロアマ戦の表彰式会場の片隅で、改めてその寄贈式が行われたのだった。




「本当に純粋に応援していただいているのが感じられて、とても嬉しいです」と、はにかんだ古川。

22年末のプロ転向の同時に、所属先ゼビオグループのつてもあり、練習環境を求めて出身の福島県から、ここ福岡に引っ越してきた。
現在、メインの練習場は近隣の姉妹コース「福岡雷山ゴルフ倶楽部」だが、ここ「芥屋ゴルフ倶楽部」も「月1、2回ペースで回らせていただく」といい、「もちろん、良く知っています」と、もはや庭。

この日のプロアマ戦でご一緒したコース母体の福高観光開発株式会社の髙倉力矢・代表取締役社長は、今年のコースの状態について、「例年以上に仕上がっている。昨年は切れなかった箇所にもカップが切れると思う」と、仰っていたそうだ。

初出場の昨年大会は10位の成績を残した。
「もちろんアンダーの戦いにはなると思いますが、これだけコースコンディションが素晴らしいと、我慢も必要な展開になると思う」と、予見した古川。
「難しいセッティングだからこそ、人よりコースを知っていることはアドバンテージになると思います」と、自信をのぞかせ「ぜひ優勝したい」。
チャンピオンベルト姿に気合が入った。

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