８月１週目の『住地ゴルフチャレンジトーナメント』でツアー初優勝を飾った若原亮太が、気持ちも新たにＡＣＮツアーで２勝目を狙う。

昨年からゴルフの調子は良かっただけに「やっと勝てた」というイメージではなく、勝てたことが特に不思議には感じなかった若原のツアー初優勝。そんな意識は若原自身も当然持っているようで、今週もやるべきことは変わらないと話す。

「もちろん勝てたことで自信だったり、嬉しさだったりはありますが、先週は北海道のレギュラーツアーに出場したんですが、勝っても課題は見え見えでした。調子の良さもありますがショットは結構通用しているかなと思いますが、やっぱりグリーン周りの精度が課題ですね」。

若原はボールを止めるのは苦手ではない。むしろ得意な方で、レギュラーツアーでグリーンが硬くなっても十分対応できている。ただ、グリーンを外した際のアプローチの精度はレギュラーツアーほど求められる。だからこそ、勝ったことで改めて自身の課題を向き合えたとも言える。

「勝ったからと言っても課題は変わりませんし、自分より上手い選手はいっぱいいるので、変わらず挑戦者として１からスタートするつもりで優勝を狙いたいです」。

• 若原 亮太