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ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント 2025
2週連続プレーオフ惜敗の米澤蓮「気長に待ちます」
Vスコア通算30アンダーは、2022年の「カシオワールドオープン」でチャン・キムが樹立した32アンダーに迫る怪スコア。
前人未到の大台に乗せても、勝てなかった。
米澤蓮(よねざわ・れん)は比嘉とのプレーオフに敗れた。
最終日は1差の3位タイから出て、8バーディ、ボギーなしの「64」で先に大台に到達した。
「週の初めに立てたスコアをクリアして、勝てるかな…と思ったんですけれど。30でも足りなかったですね」と、淡々と話した。

比嘉の結果を待ち構える形で臨んだプレーオフ1ホール目は、絶好のチャンスだった。
右手前ラフからのアプローチが寄せきれなかった比嘉に対して、米澤は、右手前からイーグルトライに臨んだが、強気のタッチはかなりオーバー。
「あんなに行くとは思わなかった」と、約3メートルの返しも逃してまさかのパーで比嘉と引き分けると、今度2ホール目は逆に、比嘉にイーグルパットを決められた。
先週、地元開催の地区競技「岩手県オープン」でも、プレーオフ2ホールで負けており、“2週連続”の惜敗に、「ちょっと残念でした」と、さすがに悔しさは隠さなかったが「比嘉さんと2人でいいプレーができましたし、僕が勝つには何かが足りなかったということで、そこはまた来週しっかり備えたいと思います」と、前を向く。
直近6大会で、2位タイ、4位、3位タイ、6位タイ、4位タイと続けてまた2位。そのほか、今年は10試合に出て8試合でトップ10を続けており「今年はずっといいプレーができているので気長に待ちます」。
蓮の爆発も時間の問題だ。














