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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2025
18歳のレオ=丸尾怜央がデビュー戦6位、栃木⇒秋田⇒石川へ
各大会の上位10人には、次のJGTO主管大会への出場資格を設けている。
先週の選手会主催大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では、当該資格を得た選手が4人も出た。
最上位のスコット・ビンセントはLIVゴルフに参戦していた昨季、義務試合数不足で日本ツアーのシード資格を失ったが、本大会は主催者推薦を得て3位に。

次回の新規開催7月31日ー8月3日の「リシャール・ミル チャリティトーナメント(石川県・能登カントリークラブ )」の資格を得て復活に向けさらに前進。
「推薦をくださった佐藤社長に感謝したい」と、喜んでいた。
そのほか、6位の結果を残した丸尾怜央(まるお・れお)とカピバラ似のカッピーこと河野祐輝(こうの・ゆうき)とサトウ食品契約選手の中西直人(なかにし・なおと)がそれぞれ9位タイで希少なチャンスをゲットした。
うち6位の丸尾は実は本大会が、レギュラーツアーのプロデビュー戦だった。

石川遼(いしかわ・りょう)の15歳8カ月3日に続く18歳5カ月30日のツアー年少記録を視野に、5打差の8位タイから出た最終日は13番から3連続を記録するなど5バーディ、ボギーなしの「66」をマーク。
“プロ初戦”だが、アマ期からなら6戦目。昨季は3試合ですべて予選突破を果たした片鱗を、さっそく見せた。
10歳からゴルフを始め、13歳で中嶋常幸が主宰するトミーアカデミーの入塾テストを突破。プロゴルファーへの道を歩みだすが、お父さんの高範さんは、サーファーにしたかったそうだ。
でも、海に「トラウマ」を負ったのは小1の時。お父さんと波乗り中に、身長3倍の波にさらわれ「父に足をガっとつかまれました。離れてたら僕は今、ここにいない…」などと九死に一生も、ひょうきんな語り口が周囲を明るくする。
若いのにトークが上手だ。

それがなくとも彼はゴルフに進む運命だった。誕生日が、あのタイガー・ウッズと同じ12月30日。だからお父さんは「タイガ」と命名したかったそうだ。
でも、お祖父さんが大反対。
「トラに勝てるのはライオンだろう」ということで、「怜央=れお=Leo」爆誕。
中学時代に「日本ジュニア」を制覇するなど成長し、ご両親は大学進学を希望されたが「行っても授業に出ないよ」というので、地元宮崎の日章学園高校3年時の昨年、ツアーのQTを受験し、ランク71位に。
今季は、チャレンジトーナメントのACNツアーを主戦場にし、西那須野から今週は秋田へ。
7月2日ー4日の「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」に出場する。
今季すでに3度のトップ10と、来季のレギュラー昇格に向けて、同ツアーで順調にキャリアアップ中だが先週のプロ初レギュラーでの6位で次回の新規開催「リシャール・ミル チャリティトーナメント(7月31日ー3日、石川県・能登カントリークラブ )」の出場権も確保し、がぜん、レオ覚醒の気配が出てきた。













