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日本プロゴルフ選手権大会 2025

清水が生源寺をプレーオフで下して悲願の初V

26歳の清水大成(しみず・たいせい)が、92回を迎えた日本最古のプロ競技で優勝。

5年シードの日本タイトル戦で、プロ5季目のツアー初Vを達成した。



この日は3打差の5位タイから出てスタートの1番から3連続バーディ。
同学年の生源寺と一騎打ちを始めた。

連続バーディの12番では3打差つけた。
2打差で入った15番では約4メートルのパーセーブもしのいだ。
終盤は風が増し、ティショットを左の山の上に打った16番で2打目がOBになったが、2メートル弱を沈めてダブルボギーで踏みとどまった。

17番のボギーで1打後退したが、最後18番のパー5のバーディで生源寺と並びなおしてプレーオフに突入。
4ホール目のパーセーブで決着した。

コロナ禍の2020年にプロ転向し、特別QTで5位につけて参戦。初年度の21年に初シードを獲得し、3季目の昨季はパーオン率と共に、平均パットで歴代最高数値を記録し1位に。
トップ10は9回、うち2位2回。
特に、岩田寛(いわた・ひろし)に1打差で敗れたカシオワールドオープンでは泣きながら岩田を祝福していた。

昨年の本大会でも2日目までトップ(最後4位)を走るなど、誰より初Vが待たれた一人が5年シードのビッグタイトルを掴んだ。

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