８アンダー首位タイからスタートした若原亮太が２バーディ、２ボギーのイーブンパーにまとめ、通算８アンダーで首位タイを守った。

「今日はよく耐えたのかなと思います。難しいホールがアゲインストになることが多くて、パーセーブすら遠く感じるホールもあるので今日は難しいコンディションだったと思います。ただ、昨日が出来過ぎでしたから、それを忘れて今日はイチからと言う気持ちでやったんですが、自分自身も昨日と同じくティショットがそれほどよくなかったので、アプローチでなんとか耐えられたと言う感じです」。

苦しいゴルフだったに違いないが、それでも気持ちを切らさずにプレーできたのはやはり昨日の貯金があったからだろう。

精神的な余裕が、若原が実践している「その時のベストな選択をする」ための判断力を鈍らせなかった。

明日は27歳の誕生日。自身初の最終日最終組。もちろん勝ちを意識しながらのプレーになるだろうが、またとないこのチャンスを思う存分楽しんでもらいたい。

• 若原 亮太