また
宮里優作(みやざと・ゆうさく)は、年間4勝を飾り、史上初の選手会長賞金王に就いた2017年以来の大会2勝目を狙い、最後まで粘ったが15番パー5でボギー。
「最後は風に翻弄されました。逆に吹くし、こんなに舞うとは。これが和合と言えば和合なんですけど。やられちゃった」と、悔しそうだった。
昨年、開幕前に半月板を断裂した左ひざはまだサポーターが欠かせない。
「だいぶ見えなくなってきました」と、昨年からコースでも目立つ黄色いボールを使用し、今年は人生初のメガネプレーも開始。
年齢からくる様々と懸命に格闘しながら、和合で8年ぶりの大会2勝目を追ったが、一歩届かなかった。
奥さまの実家にも近い名古屋に住んで13年目。駆け付けた家族に和合でのV2を献上できなかったが、長女の萊杏(らん)さんは「みんなすごく飛ぶけどパパも負けてない。“おじさん”も頑張ってる。えらい」。
疲れも吹き飛ぶ。