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倉本昌弘氏が第10回日本プロゴルフ殿堂式典で「70歳まで活躍したい」

8日に横浜みなとみらいの「パシフィコ横浜」で開幕した「ジャパンゴルフフェア2024」の会場で、「第10回日本プロゴルフ殿堂」の式典が行われ、新たに殿堂入りしたレジェンド部門の井上清次氏と、女子プレーヤー部門の日蔭温子氏と、男子プレーヤー部門の倉本昌弘氏が、それぞれ顕彰された。



倉本氏は2003年のアコムインターナショナルで国内初の「59」を記録するなどレギュラーツアー31勝の永久シード選手で、シニアツアーでは2度の賞金王に。

また、1999年のJGTO発足に尽力し、PGA会長は8年務めるなどコース外でも活躍した


「10歳からゴルフを始めて、プロになったのが25歳と遅かった」という倉本氏。

「そのころから生意気にも10年もやればプロを止めようと思っていた私が68歳までプロを続けるとは思ってもおりませんでした」と、しみじみと振り返り、「多くの歴代の方々と一緒に殿堂に入ることは本当に嬉しい。プロになってから契約していただいたブリヂストンスポーツの皆様、ウェアのBLACK&WHITE様、長い間ありがとうございました」と、喜びと感謝を述べた。


「今後も70歳まではシニアツアーで活躍したい。エージシュートすることも大変な喜びとなっておりますので、多くの試合に出てまいりたい。1人でも多くの方がゴルフを続けていけるようにサポートしていきたいと思っております」と、展望を語った。


「一般財団法人日本プロゴルフ殿堂」は、公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)と、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の3団体で設立され、歴代の顕彰者には、JGTO初代会長の島田幸作氏や、同・現会長で、国内外通算78勝の青木功や、ツアー通算48勝の中嶋常幸氏らがいる。

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